リース取引に関する会計処理および開示に関する記述として、|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 31 : 
リース取引に関する会計処理および開示に関する記述として、最も適切なものの 組み合わせを下記の解答群から選べ。 a オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料は、貸借対照表上、負債に含める。 b 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産の減価償却費は、原則として、リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとして算定する。 c ファイナンス・リース取引に係るリース債務については、支払の期限の到来時期にかかわらず固定負債に属するものとして開示する。 d ファイナンス・リース取引に係るリース資産及びリース債務の計上額は、原則として、リース契約締結時に合意されたリース料総額からこれに含まれている利息相当額の合理的な見積額を控除して算定する。
1
aとb
2
aとc
3
bとc
4
bとd
5
cとd
解説

ア - ×

イ - ×

ウ - ×

エ - ○ 正解 aについて、オペレーティング・リース取引とは、リース料の発生に応じて費用を計上するため、貸借対照表上の負債には含まれない。bについて、記述内容の通りである。cについて、ファイナンス・リース取引に係るリース債務について、1年以内に支払の期限が到来するものは流動負債に属し、1年を超えて支払の期限が到来するものは固定負債に属する。dについて、記述内容の通りである。よって、b,dが正解である。