インターネットが普及した現在においては、関係者以外に知ら|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 177 : 
インターネットが普及した現在においては、関係者以外に知られてはならないような情報を、インターネットを介してやり取りしなければならない状況も多い。そのような状況下では暗号化の技術が重要になる。 大阪のA さんが、東京にいるBさんに顧客名簿を送ってもらうように依頼した。 その場合に利用する暗号化方式に関する記述として最も適切なものはどれか。
1
Bさんは、顧客名簿のファイルを、暗号化鍵を管理する社内部署から鍵をひとつもらって暗号化した。Aさんに送付後、その鍵で暗号化したことを鍵管理部署に連絡した。Aさんは、その部署からBさんが使った鍵を聞き、送られたファイルを復号化した。この方式はSSL方式のひとつである。
2
Bさんは、顧客名簿のファイルをAさんとBさんが共有する秘密鍵で暗号化してA さんに送付した。この方式はシーザー暗号方式のひとつである。
3
Bさんは、顧客名簿のファイルをAさんの公開鍵で暗号化して送付した。Aさんは、B さんの秘密鍵で復号化した。この方式は公開鍵方式のひとつである。
4
Bさんは、顧客名簿のファイルを任意に決めた鍵で暗号化してAさんに送付した。AさんはBさんから電話でその鍵を聞き、復号化した。この方式は共通鍵方式のひとつである。
解説

ア - × 問題文より、共通鍵暗号方式の記述内容である。

イ - × 問題文より、共通鍵暗号方式の記述内容である。

ウ - × 公開鍵方式では、受信者は受信者の秘密鍵で復号化する。

エ - ○ 正解 記述内容の通りである。