コンピュータシステムの運用に際して障害が発生した場合に備|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 163 : 
コンピュータシステムの運用に際して障害が発生した場合に備えて、迅速に復旧できるようシステムの冗長化や多重化を行う必要がある。システムの冗長化や多重化に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 費用はかかるが、同一構成のシステムを2つ用意し、通常は並行して同じ処理を行わせ、障害が発生した場合に一方のシステムのみで処理を続行できるのが[ A ] である。 また、2つのシステムを用意するが、一方は主系として十分な能力のシステムを用意し、他方は従系として用意する[ B ] もある。この方法は、比較的少ない費用で障害に備えることができる。このとき、従系のシステムを普段は電源を入れずに待機させ、障害発生時に電源を入れて利用する方式を[ C ] 、常に電源を入れてプログラムを動作可能な状態で待機させる方式を[ D ] という。
1
A:デュアルシステムB:デュプレックスシステムC:ウォームスタンバイD:ホットスタンバイ
2
A:デュアルシステムB:デュプレックスシステムC:コールドスタンバイD:ホットスタンバイ
3
A:デュアルシステムB:ロードシェアシステムC:ホットスタンバイD:ウォームスタンバイ
4
A:デュプレックスシステムB:デュアルシステムC:コールドスタンバイD:ウォームスタンバイ
解説

ア - ×

イ - ○ 正解 同一構成のシステムを2つ用意し、通常は並行して同じ処理を行わせ、障害が発生した場合に一方のシステムのみで処理を続行できるのは、デュアルシステムである。2つのシステムを用意するが、一方は主系として十分な能力のシステムを用意し、他方は従系として用意するのはデュプレックスシステムである。従系のシステムを普段は電源を入れずに待機させ、障害発生時に電源を入れて利用する方式をコールドスタンバイ、常に電源を入れてプログラムを動作可能な状態で待機させる方式をホットスタンバイである。

ウ - ×

エ - ×