X 株式会社(以下「X社」という。)の発行済株式総数は、|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 134 : 
X 株式会社(以下「X社」という。)の発行済株式総数は、30万株であり、そのすべ てをAが保有していた。その後、Aは死亡し、B・C・D・E の 4名のみが相続人としてAの財産を相続した。Bは、Aの配偶者である。C及びDは、AとBとの間で出生した子である。Eは、AとAと婚姻関係を有したことがないFとの間で出生した子であり、A はE を認知している(下図参照)。 B A F C D E この場合、X 社の株式の権利関係に関する記述として最も適切なものはどれか。 なお、遺言はなく、遺産分割協議も整っておらず、相続人はいずれも廃除されていないものとし、寄与分及び特別受益についても考慮しないものとする。
1
B、C、D 及びEが30万株を共有し、Bの共有持分が2分の1 、C、D 及びEの3 名の共有持分がそれぞれ 6分の1 となる。
2
B、C、D 及びEが30万株を共有し、Bの共有持分が2分の1 、C及びDの2名の共有持分がそれぞれ5分の1 、E の共有持分が10分の1となる。
3
B が15 万株を、C、D 及びE がそれぞれ 5万株を保有する株主となる。
4
Bが15万株を、C及びDがそれぞれ 6万株を、E が 3万株を保有する株主となる。
解説

ア - ○ 正解 遺言はなく、遺産分割協議も整っていない状況のため、法定相続分に従い、配偶者と子の場合のため、配偶者Bは2分の1、3人の子C、D、Eは2分の1を3等分した6分の1ずつの共有持分となる。

イ - ×

ウ - ×

エ - ×