設備の信頼性や-全性の向上対策に関する記述として、最も適|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 108 : 
設備の信頼性や-全性の向上対策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
故障が生じても設備の-全性を確保するために、フールプルーフの考え方を取り入れて設備設計を行った。
2
人為的に不適切な行為があっても設備の信頼性を確保するために、フェールセーフの考え方を取り入れて設備設計を行った。
3
設備の信頼性向上や寿命の延長を図るために、ディレーティングを実施した。
4
定常運用の前に設備の問題個所を把握しておくために、バーンインを実施した。
解説

ア - × 問題文は、フェールセーフの考え方である。運転中に故障・障害が発生した場合でも、一定期間は安全性を確保する仕組みのことである。

イ - × 問題文は、フールプルーフの考え方である。使用者が誤った操作をしても、危険が生じない、あるいは、そもそも誤った操作や危険な使い方をできないような仕組みのことである。

ウ - ○ 正解 記述内容の通りである。

エ - × バーンインは、製品の出荷、設備の運転開始前などに稼働試験や慣らし運転をすることであり、初期不良を検出するために実施する。