工程分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 104 : 
工程分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
工程図記号における基本図記号は、つの要素工程(加工、運搬、停滞、検査)を示すために用いられる。
2
工程分析における工程図は、生産対象物に変化を与える要素工程のレイアウトを示すために用いられる。
3
作業者と製品の流れを同時に分析するために、作業者工程分析を用いる。
4
要素工程の複数の機能または状態を示すために、基本図記号を並べて用いる。
解説

ア - ○ 正解 工程分析とは、生産対象物が製品になる過程、作業者の作業活動、運搬過程を系統的に、対象に適合した図記号で表記して調査・分析する手法である。工程図記号における基本図記号は問題文の通り、加工・運搬・停滞・検査という要素工程を示すために用いられる。

イ - × 工程分析における工程図は変化を与えられない要素工程の停滞・検査のレイアウトに用いられる。

ウ - × 作業者工程分析とは、生産主体の作業者を中心に作業活動を系統的に工程記号で表記して調査・分析する手法である。

エ - × 要素工程の複数の機能または状態を示すために、複合記号を用いる。