次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 起業は、産業構造|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 194 : 
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 起業は、産業構造に絶え間のない新陳代謝をもたらして経済成長をけん引するとともに、雇用を創出し、社会の多様性を生み出すという点でも大きな意義を有しているが、①国際的に見てもわが国の起業活動は低調であると言わざるを得ない。 他方で起業家の現状を見ると、男女別・年齢層別で②起業分野や③起業家数、企業規模等に違いがみられ、抱える課題も異なっている。こうした中で起業の促進を図るためには、起業家の特性を十分踏まえて、そのニーズにあわせた適切な政策支援を行うことが喫緊の課題となっている。 文中の下線部②について、総務省「2007年就業構造基本調査」に基づき、「男性の起業家の起業分野(非一次産業)」と「女性の起業家の起業分野(非一次産業)」を比較した場合、最も適切なものはどれか。ここで起業家とは、過去1 年間に職を変えたまたは新たに職に就いた者のうち、現在は自営業主(内職者を含まない)となっている者をいう
1
飲食店・宿泊業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。
2
教育・学習支援業での起業の割合は、男性が女性よりも高い。
3
小売業での起業の割合は、男性が女性よりも高い。
4
情報通信業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。
5
製造業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。
解説

ア - ○ 正解 記述内容の通りである。

イ - × 中小企業白書P116、2-2-44図より、教育・学習支援業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。

ウ - × 中小企業白書P116、2-2-44図より、小売業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。

エ - × 中小企業白書P116、2-2-44図より、情報通信業での起業の割合は、女性が男性よりも低い。

オ - × 中小企業白書P116、2-2-44図より、製造業での起業の割合は、女性が男性よりも低い。