ある中小企業では社内のIT人材育成の指針として、独立行政|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 178 : 
ある中小企業では社内のIT人材育成の指針として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)」の適用を考えている。 2012 年 3月に公開されたその「第一版・追補版」に関する記述として最も適切なものはどれか。
1
CCSF が参照する 4つのスキル標準を基にして、自社の業務に合わせたスキル標準を社内で制定する。
2
CCSFにおけるキャリアとは、システムアーキテクトのような基本戦略系人材、ストラテジストのようなソリューション系人材、クリエーターのようなクリエーション系人材の 3つの人材類型を指す。
3
IPA の調査によると、ユーザ企業が利用拡大を考えているITサービスとしては、IDC サービスやASPサービスよりも、経営/業務改革コンサルティングやシステムコンサルティングのほうが多い。
4
共通キャリア・スキルフレームワークをそのまま適用するのではなく、まず必要なタスクからスキルをひも付ける。
解説

ア - × ITSS、ETSS、UISSの3スキル標準を参照モデルとしている。

イ - × システムアーキテクトはソリューション系人材、ストラテジストは基本戦略系人材の人材類型である。

ウ - × 人材白書2012(ユーザ企業向け)郵送アンケート調査結果では、IDCサービス:45.1%、ASPサービス:33.7%、経営/業務改革コンサルティング:16.7%、システムコンサルティング:21.8%であった。

エ - ○ 正解 記述内容の通りである。