クラウドサービスの活用に関する記述として最も適切なものは|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 174 : 
クラウドサービスの活用に関する記述として最も適切なものはどれか。
1
クラウドサービス事業者がSaaSを提供しているとき、それに必要なサーバを自社で持っていない場合がある。
2
クラウドサービス事業者がパスワードリセット機能を提供している場合、ユーザ企業ではクラウドサービスのすべての利用者にその方法を伝えて、パスワードを自分で再設定できるようにしておくのがよい。
3
クラウドサービス事業者がバックアップをアーカイブとして確保しているので、ユーザ企業側でバックアップする必要はない。
4
クラウドサービスの稼働率がSLA(Service Level Agreement)で年99.9%以上と保証されていれば、不慮のサービス停止の場合でも 時間以内に稼働状態に復旧できる。
解説

ア - ○ 正解 記述内容の通りである。

イ - × すべての利用者にパスワードリセットの方法を伝えるのは、なりすましのリスクなどに繋がる。

ウ - × サービス事業者のアーカイブが完全に行われないこともある。また、ユーザシステムの早期復旧に不完全なこともあるため、ユーザ企業の独自対策としてバックアップは必要である。

エ - × SLAには不慮の個々の事故に一定時間内で対処できる保証はない。