ISOによって提唱されたネットワーク接続にかかわるモデル|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 168 : 
ISOによって提唱されたネットワーク接続にかかわるモデルをOSI参照モデルと呼ぶ。OSI参照モデルは、アプリケーション層、プレゼンテーション層、セッション層、トランスポート層、ネットワーク層、データリンク層、物理層の7つの層からなる。ネットワーク接続に関する記述として最も適切なものはどれか。
1
Bluetooth 通信は、データリンク層での接続方法の規定だけを用いて通信を行う形式であり、物理層を規定していないため、無線通信が可能となる。
2
TCP/IP において、TCP パケットに発信元のIPアドレスを付けてIPパケットを作りネットワークに送り出すのは、ネットワーク層に該当する。
3
TCP/IP は、7 つの層のうち、4 つの層を規定して通信を行う通信プロトコルである。
4
イーサネットの基本仕様は、上位層であるアプリケーション層とプレゼンテーション層の2つの層で規定される。
解説

ア - × Bluetoothの仕様として、物理層も規定している。

イ - ○ 正解 記述内容の通りである。

ウ - × TCP/IPモデルは、OSI参照モデルの7つの層のうち、セッション層とプレゼンテーション層を除く5層が対応している。

エ - × イーサーネットは下位の物理層とデータリンク層で規定されている。