小売業では、部門別などのグループごとに売上や粗利益などを|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 122 : 
小売業では、部門別などのグループごとに売上や粗利益などを管理する。そのひとつの指標として相乗積(利益相乗積係数)がある。小売店舗における相乗積に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
1
ある部門の相乗積は、店舗全体の粗利益高に占める当該部門の粗利益高の割合を示す。
2
ある部門の相乗積は、当該部門の売上高構成比と粗利益率の積である。
3
すべての部門の相乗積の和は、店舗全体の粗利益率に等しくなる。
4
部門ごとの相乗積を比較すると、最も利益を生み出している部門が分かる。
解説

ア - ○ 正解 相乗積とは、売上構成比と粗利益率を掛けた値である。各部門の相乗積は以下の計算式で算出でき、相乗積=売上構成比×粗利益率となる。相乗積は、店舗全体の粗利益高に占める当該部門の粗利益高の割合ではない。

ウ - ×記述内容の通りである。

エ - × 記述内容の通りである。