職務訓練に関する記述として、最も適切なものはどれか。|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 106 : 
職務訓練に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
Off JT(Off the Job Training)では、職務外の技能・知識・問題解決能力を身に付けるために、社員が自主的に学習する。
2
OJT(On the Job Training)は、社内職務に関する技能・知識・問題解決能力を広範かつ体系的に教育することに適している。
3
SD(Self Development)では、社員の自己能力の開発に向けて、企業が社外講師を迎えて教育を実施する。
4
TWI(Training Within Industry)では、JI(Job Instruction)、JM(JobMethods)、JR(Job Relations)に関する職務訓練が、職場監督者に対して行われる。
解説

ア - × Off-JTとは、会社の職務命令により、現場から離れて、社外研修など外部の講師から業務遂行能力に関する訓練を受けることであり、社員が自主的に学習することではない。

イ - OJTとは、現場の上司による指導の下、業務遂行に必要な能力を身につけていく訓練方法であるが、 広範かつ体系的に教育には適してはいない。

ウ - × SDとは自己啓発のことであり、本人の自発性により学ぶが、企業が社外講師を迎えて教育を実施ことは関係ない。

エ - ○ 正解 記述内容の通りである。