設計・製造段階における品質に関する記述として、最も適切な|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 96 : 
設計・製造段階における品質に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
製造品質は、製造段階で責任を持つべき品質であり、「ねらいの品質」と呼ばれている。
2
設計品質は、品質特性に対する品質目標であり、「できばえの品質」と呼ばれている。
3
代用特性は、品質特性を直接測定することが困難な場合に、その代わりとして用いられる特性である。
4
品質特性は、顧客の要求をそのまま表現した特性であり、製品価格もその 1つである。
解説

ア - × 「ねらいの品質」とは設計品質のことで、要求品質を把握した後、生産技術、設備能力、コスト、競合他者の品質水準などから品質目標を決める。

イ - × 「できばえの品質」とは製造品質のことで、設計品質をねらいとして生産する製品の実際の品質である。

ウ - ○ 正解 記述内容の通りである。

エ - × 品質特性とは、品質を構成する要素(特性)のことである。