X社は、A、B、C の3種類の製品を、切断、穴あけ、プレ|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 94 : 
X社は、A、B、C の3種類の製品を、切断、穴あけ、プレス、旋盤、検査の5つの職場で加工している。工場レイアウトの検討を行うために、 日当たりの移動回数および移動距離を評価尺度として以下の条件①、②に基づいて分析を行った。 この分析・評価に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
1
職場間の移動回数が0となる職場同士の組は、3個ある。
2
職場間の移動回数が最も多いのは、旋盤と検査の間である。
3
職場間の移動距離の合計値が最も大きいのは、切断と穴あけの間である。
4
製品ごとの移動距離の合計値が最も大きいのは、製品Aである。
解説

ア - ○ 正解 問題文より、移動回数が0回となるのは、「切断→旋盤」、「切断→検査」、「穴あけ→検査」の3つの組み合わせの場合である。

イ - × 問題文より、「旋盤→検査」の移動回数は14回であるのに対して、「切断→穴あけ」は15回の移動回数があり、移動回数が最も多くなる。

ウ - × 問題文より「切断→穴あけ」の移動距離の合計は180mであるのに対して、「穴あけ→旋盤」の移動距離の合計は240mで、移動距離の合計が最も多くなる、

エ - × 問題文より、製品ごとの移動距離が最も大きいのは、製品Bの376mであり、製品Aの移動距離は108mで最も小さくなる。