中小企業診断士
Q 93 :
生産技術部門、製造部門において用いられるシミュレーションに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
コンピュータ上の仮想工場を利用して、製造ラインの人・物・設備などの動きを解析するために、バーチャルマニファクチャリングを用いた。
従来、模型を作製して行っていた製品設計に関する検討作業を、コンピュータの画面上に実現するために、ディジタルモックアップを用いた。
生産システムの挙動を解析するために、作業時間が確率分布に従うと仮定して、モンテカルロ法を用いた。
生産システムの構成要素をエージェントとして実装して、個々の挙動を解析するために、システムダイナミクスを用いた。
解説
ア - × 記述内容の通りである。
イ - × 記述内容の通りである。
ウ - × 記述内容の通りである。
エ - ○ 正解 システムダイナミクスとは、経済や社会、自然などの複雑な要素が絡まったシステムを解析し、解決を図る手法であり、システムの構成要素個々の挙動を解析するものではない。