以下の資料はA社の貸借対照表および関連する情報である。A|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 33 : 
以下の資料はA社の貸借対照表および関連する情報である。A社を現金620,000 千円で買収する際に生じる、会計上ののれんはいくらか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。 【資料 】 貸借対照表 (単位:千円) 売掛金の時価150,000 千円 棚卸資産の時価450,000 千円 備品の時価220,000 千円 負債の簿価は時価と等しい。
1
のれん 0千円
2
のれん 100,000 千円
3
負ののれん 80,000 千円
4
負ののれん 180,000 千円
解説

ア - ×

イ - ○ 正解 のれんとは、企業の買収・合併の際における、「被取得企業の時価評価純資産額」と「取得原価」との差額のことである。A社の時価評価純資産額は、売掛金の時価150,000+棚卸資産の時価450,000+備品の時価220,000-借入金300,000=520,000千円である。 一方、買収価額は620,000千円であるので、100,000千円である。

ウ - ×

エ - ×