次に示す財務諸表に基づいて、以下の設問に答えよ(単位:千|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 31 : 
次に示す財務諸表に基づいて、以下の設問に答えよ(単位:千円)。 安全性の動向に関する説明として最も適切なものはどれか。 収益性の動向に関する説明として最も適切なものはどれか。なお、比率の計算における総資本は年度末の金額を利用する。
1
総資本営業利益率:悪化 売上高営業利益率:悪化 総資本回転率:改善
2
総資本営業利益率:悪化 売上高営業利益率:改善 総資本回転率:改善
3
総資本営業利益率:改善 売上高営業利益率:悪化 総資本回転率:改善
4
総資本営業利益率:改善 売上高営業利益率:改善 総資本回転率:悪化
解説

ア - ○ 正解 総資本営業利益率は少ない資本で高い営業利益を獲得するほうが良いので、この値は高いほど良く、 総資本営業利益率=営業利益/総資本×100%で求められる。問題文より、X1年度は23.08%、X2年度は15.0%となり、悪化している。売上高営業利益率もも高いほど良く、売上高営業利益率=営業利益/売上高×100%で求めらえる。問題文より、X1年度は16.67%、X2年度は10.59%となり、悪化している。総資本回転率回転率が大きいほど、少ない資本で大きい売上高を獲得できており、資本が効率的に活用されていることなので、この値も高いほど良く、総資本回転率=売上高/総資本(回)で求められる。問題文より、X1年度は1.38回、X2年度は1.42回となり、改善している。

イ - ×

ウ - ×

エ - ×