次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 下請事業者は、親|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 216 : 
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 下請事業者は、親事業者に対する取引依存度が高いことから、しばしば親事業者から不利な取引条件を強いられることがある。国は、下請取引の適正化を図るため、下請代金支払遅延等防止法(下請代金法)によって、親事業者の不公正な取引行為を規制している。 下請代金法で、親事業者に課せられている義務として、最も不適切なものはどれか。
1
A 社(資本金50万円)が、タッチパネルのメーカーB社(資本金500 万円)から、部品を支給され組立てを受託する。
2
C社(資本金1,000万円)が、D社(資本金5000 万円)が製造するペットボトルに印刷加工する仕事を受託する。
3
E 社(資本金5,000万円)が、F 社(資本金 1億円)から部品の製造を受託する。
4
鋳造業であるG 社(資本金5億円)が、自動車メーカーH社(資本金50億円)からエンジン部品の製造を受託する。
解説

ア - × どちらも資本金1,000万円以下であるため、下請取引に該当しない。

イ - ○ 正解 記述内容の通りである。

ウ - × 資本金1,000万円超3億円以下であるため、下請取引に該当しない。

エ - × 資本金3億円超であるため、下請取引に該当しない。