株式上場にあたり証券取引所が審査を行う基準は形式基準と実|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 155 : 
株式上場にあたり証券取引所が審査を行う基準は形式基準と実質基準の2つから構成される。形式基準は、上場を申請するにあたって最低限クリアしなければならない一定の数値や事実を要件として設定されている。これに対して実質基準は、規則上は定性的な項目を示し、具体的な考え方を「手引き」や「ガイドライン」、「Q &A」の形で公表している。実質基準に関連する下記の設問に答えよ。 JASDAQグロースの上場審査において下記のŠ『 』‹書きの事項を確かめるのは、JASDAQにおける有価証券上場規程第10 条第2項に掲げられている実質基準の主にどの項目に該当するか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。 Š『競争優位性及び事業環境等の外部環境や内部環境の適切な分析を踏まえた、客観性の認められる事業計画(中長期事業計画等)を有しているか。‹』
1
企業行動の信頼性
2
企業の成長可能性
3
企業の存続性
4
健全な企業統治及び有効な内部管理体制の確立
解説

ア - ×

イ - ○ 正解 JASDAQグロースの実施基準より、企業の成長可能性が掲げられており、「Š競争優位性及び事業環境等の外部環境や内部環境の適切な分析を踏まえた、客観性の認められる事業計画中長期事業計画等Lを有しているか。」といった内容に該当する。‹

ウ - ×

エ - ×