中小企業診断士
Q 142 :
特許権の共有に関し、法律上最も不適切なものはどれか。
特許権の共有者は、契約で別段の定めをしていない場合には他の共有者と共にでなくとも、単独で、特許発明の実施をすることができる。
特許権の共有者は、他の共有者と共にでなくとも、単独で、共有持分を放棄することができる。
特許権の共有者は、他の共有者と共にでなくとも、他の共有者の同意を得たうえで単独で、共有持分を譲渡することができる。
特許権の共有者は、他の共有者と共にでなくとも、単独で、特許を無効とする審決に対する審決取消訴訟を提起することができる。
解説
ア - × 記述内容の通りである。
イ - ×記述内容の通りである。
ウ - ×記述内容の通りである。
エ - ○ 正解 特許権の共有者が共有に係る権利について審判を請求するときは共有者全員が共同してしなければならない。