発注方式における発注点と発注量の決定に関する記述として、|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 101 : 
発注方式における発注点と発注量の決定に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
1
(s,S)方式における発注量は、一般に、決められた在庫調査間隔での在庫量が発注点sを下回ったとき、補充点Sと在庫量の差として算出する。
2
2ビン方式における発注点は、一般に、発注量と同じである。
3
定期発注方式における発注量は、一般に、(調達期間+発注間隔)先までの払い出し量の予測値に安全在庫を加えて算出する。
4
定量発注方式における発注点は、一般に、調達期間中の平均的な払い出し量に安全在庫量を加えて算出する。
解説

ア - ○ 正解 在庫量があらかじめ定められた水準に減少したときに、補充点と現在の有効在庫との差を発注する方式であり、有効在庫量が発注点を下回った時点補充量まで在庫量を引き上げるため、発注間隔は一定とはならない。

イ - × 記述内容の通りである。

ウ - ○ 正解 発注量は、(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持ち在庫量+安全在庫量である。

エ - × 記述内容の通りである。