中小企業診断士
Q 58 :
社内ベンチャーは、新事業の創造のために組織化されてきた。社内ベンチャーに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
社内ベンチャーは、社内に独立性の高い集団を設けて小さな独立した企業のように運営させるが、新しい事業領域での学習のための装置としても適切な組織である。
社内ベンチャーは、新事業の運営について自律感を高め、新事業の推進に必要な心理的エネルギーを生み出す組織としての役割を果たすことができる。
社内ベンチャーは、新事業の運営について、本業や既存事業からの過剰な介入や悪影響を排し、トップダウン型の思考様式から乖離した発想を生み出すことができる。
社内ベンチャーは、ハンズオン型のベンチャーキャピタルに比べ、新事業に対して親企業の関与する程度は低くなる。
社内ベンチャーは、本業や既存事業とは異なった事業分野への進出や根本的に異質な製品開発を目的として設置されることが多い。
解説
ア - × 記述内容の通りである。
イ - × 記述内容の通りである。
ウ - × 記述内容の通りである。
エ - ○ 正解 社内ベンチャーは、ハンズオン型のベンチャーキャピタルに比べ、ベンチャーキャピタルは外部の組織であるため、新事業に対して親企業の関与する程度は高くなる。
オ - × 記述内容の通りである。