企業の多角化に関する分析フレームワークについての記述とし|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 52 : 
企業の多角化に関する分析フレームワークについての記述として、最も適切なものはどれか。
1
外的な成長誘引は、通常、企業を新たな事業へと参入させる外部環境の機会もしくは脅威のことである。
2
事業拡大への誘引と障害は、通常、企業の多角化形態や将来の収益性の基礎にまでは影響しない。
3
新規事業への進出は、通常、当該企業の中核事業から始まり、マーケットシェアを維持するために行われる。
4
内的な成長誘引は、通常、企業を多角化へと向かわせる企業内部の条件のことであり、多くの場合、防御的な性格を持ち、自社の内部資源を最大限に活用したいという企業の欲求から生じる。
5
防御的な多角化は、通常、当初の市場において変化するニーズに当該企業の技術が適応していると判断した場合に行われる。
解説

ア - ○ 正解 記述内容の通りである。

イ - × 事業拡大への誘引と障害は、通常、企業の多角化形態や将来の収益性の基礎にまで影響を及ぼす。

ウ - × 新規事業への進出は、通常、当該企業の中核事業から始まり、マーケットシェアを維持するために行われるとは限らない。

エ - × 内的な成長誘引は多くの場合、攻撃的な性格を持ち、自社の内部資源を最大限に活用したいという企業の欲求から生じる。

オ - × 防御的な多角化は、通常、当初の市場において変化するニーズに当該企業の技術が適応していないと判断した場合に行われる。