次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小小売業は地域|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 89 : 
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小小売業は地域需要の担い手や地域コミュニティの拠点として、地域の生活を支える重要な役割を担っているが、近年の中小小売業を取り巻く事業環境は安定したものではない。商圏人口の減少、①大型店舗等との競合に加えて、消費者の購買手段も多様化している。こうした中で、全国的にもいわゆる②シャッター通り化を余儀なくされている商店街も少なくなく、活性化に向けた取り組みが求められているところである。 文中の下線部①について、経済産業省「商業統計表」に基づき、1997 年から2007年までの売場面積規模別に、小売業の年間販売額と売場面積の推移を見た場合、最も適切なものはどれか。なお、ここでは、売場面積500 平方メートル以上の事業所を大事業所、売場面積500 平方メートル未満の事業所を中小事業所とする。
1
大事業所では売場面積は増加傾向、年間販売額は減少傾向にある。
2
大事業所では年間販売額は増加傾向、売場面積は減少傾向にある。
3
中小事業所では売場面積、年間販売額とも減少傾向にある。
4
中小事業所では売場面積は増加傾向、年間販売額は減少傾向にある。
5
中小事業所では年間販売額は増加傾向、売場面積は減少傾向にある。
解説

ア - × 2011年中小企業白書P122より、大事業者の年間販売額は増加傾向にある。

イ - × 2011年中小企業白書P122より、大事業者の売り場面積は増加傾向にある。

ウ - ○ 正解 記述内容の通りである。

エ - × 2011年中小企業白書P122より、中小事業者の売り場面積は減少傾向にある。

オ - × 2011年中小企業白書P122より、中小事業者の年間販売額は減少傾向にある。