経営資源の限られる中小企業にとって、金融機関、特に地域の|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 63 : 
経営資源の限られる中小企業にとって、金融機関、特に地域の金融機関と良好な関係を築くことは重要であるが、同じ金融機関でも業態によって制度的な相違点がある。地域金融機関である信用金庫と信用組合について見た場合、最も適切なものはどれか。
1
信用金庫の会員以外への貸出に特段の制限はない。
2
信用金庫の会員資格に特段の制限はない。
3
信用組合と信用金庫の預金受入れに特段の制限はない。
4
信用組合と信用金庫は協同組織形態の非営利法人である。
5
信用組合の組合員以外への貸出に特段の制限はない。
解説

ア - × 信用金庫の貸出は原則会員のみである。

イ - × 信用金庫の会員資格は、従業員300人以下、あるいは資本金9億円以下で、信用金庫の営業エリアに立地している企業に制限されている。

ウ - × 信用組合は原則として組合員を対象とする。

エ - ○ 正解 記述内容の通りである。

オ - × 信用組合の融資は原則として組合員を対象とする。