中小企業診断士
Q 46 :
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 ①中小製造業はわが国産業の基盤的存在としてきわめて重要である。大手製造業の生産を支えるサポーティングインダストリーとしての役割にとどまらず、大手製造業が手掛けない細かな需要に柔軟に対応することで、独自の製品を供給している中小製造業も少なくない。 しかしながら、近年急速に進展するグローバル化や取引関係の変化、技術環境の変化等によって、中小製造業を取り巻く環境も激変しており、②経営状況は大きな影響を受けている。 文中の下線部①について、経済産業省「2009 年工業統計表」に基づき、大企業、中小企業(小規模企業を除く)、小規模企業別に付加価値額を比較した場合、金額が多いものから少ないものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ここでは従業者数 4人以上の事業所単位の統計を企業単位で再集計し、企業規模区分は中小企業基本法の定義に準ずるものとする。 a 大企業 b 中小企業 c 小規模企業
解説
ア - ○ 正解 中小企業白書P282の付注3-1-1より、製造業における企業規模別の付加価値額は、大企業の約39.7兆円が一番高く、次に中小企業の約33.1兆円、小規模企業の約7.5兆円の順番である。
イ - ×
ウ - ×
エ - ×
オ - ×