物品の販売サイトをインターネット上で運営する場合、利用者|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 62 : 
物品の販売サイトをインターネット上で運営する場合、利用者の利便性を考慮した販売サイト構築が必要である。そのためには、運営するサーバの特性と顧客が所有するPC上での商品購入のための操作のかかわりを把握する必要がある。  販売サイトを運営するためのサーバや顧客が利用するPCに関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
顧客PC へデータを渡して処理を行う仕組みではなく、販売側のサーバで必要な処理を行った結果を、顧客PC へと返す仕組みで販売サイトを運営すれば、販売側のデータの外部への流出は発生しない。
2
顧客の商品購入の操作に対して、期待した時間内に応答が得られない場合は、顧客のPCを演算処理能力の高い機器に替える必要がある。
3
販売側のウェブサーバで顧客からの商品購入依頼について処理した結果を、顧客側PCで表示させるためには、顧客PCのウェブブラウザには販売側のウェブサーバから提供されるバーチャルマシン機能をあらかじめ組み込んでおく必要がある。
4
販売側のサーバで非同期通信の仕組みを取り入れれば、顧客のPC画面上で商品画像の上にマウスカーソルを移動させるとその商品説明が表示されるなどの、動的な表示を行うことができる。
解説

ア - × 販売側のサーバーに対して攻撃があれば、販売側のデータが外部へ流出してしまう可能性がある。

イ - × 顧客の PC を演算処理能力の高い機器に替えても、ネットワーク側の問題のため、解決はされない。

ウ - × バーチャルマシン機能をあらかじめ組み込んでおく必要はない。

エ - ○ 正解 記述内容の通りである。