業務におけるデータベースの処理ではネットワークにつながる|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 59 : 
業務におけるデータベースの処理ではネットワークにつながる複数の端末から、あるデータに対して同時に複数の処理要求が発生し、本来の処理が正しく行われない場合がある。これを防ぐために排他制御あるいは同時実行制御と呼ばれる方法が利用される。  これに関する以下の文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ① データファイル内の処理対象とするデータに[ A ] をかけ、それが解除されるまで他の処理が行われないようにする方法がある。この方法では、[ B ] が発生する可能性があり、これを低減させる対応が必要である。 ② データファイル内のデータを読み書きする[ C ] を記録し、別の処理でデータを読み書きする際、[ C ] を随時監視しあいながら処理を行う方法がある。この方法では、処理の競合が多い場合、処理の取り消しが多くなり実用性が低下する。 ③ データファイルから処理したいデータを[ D ] に読み込み、そこで処理を実行する方法がある。この方法では、処理した結果を書き戻す際に、当該データが他の処理で書き換えられていないかを時刻でチェックする。
1
A:デッドロック B:セマフォ C:順番 D:テーブル
2
A:ロック B:セマフォ C:時刻 D:テーブル
3
A:ロック B:セマフォ C:順番 D:キャッシュ領域
4
A:ロック B:デッドロック C:時刻 D:キャッシュ領域
解説

ア - ×

イ - ×

ウ - ×

エ - ○ 正解 問題文より、Aにはロック、Bにはデットロック、Cには時刻、Dにはキャッシュ領域が該当する。