コンピュータは多様な業務に利用される。コンピュータの処理|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 53 : 
コンピュータは多様な業務に利用される。コンピュータの処理能力は様々な要因に左右され、処理能力に影響を与える特性や、それを評価する指標が複数存在する。適用業務の処理に十分な能力のコンピュータを選択するためには、これらの内容を適切に理解することが必要である。 以下の記述の中で最も適切なものはどれか。
1
コンピュータのCPUと主記憶装置間の転送速度を表す内部クロック周波数は、値が大きいほど転送速度は速くなる。
2
整数演算の回数を表すFLOPSは、科学技術計算では処理速度の参考にはできない。
3
ひとつの命令を実行するためにクロック周期が何サイクル必要かを表すCPIは、値が小さいほど演算処理速度は速い。
4
プログラム中の命令のステップ数を1万ステップ単位で表したMIPSは、値が小さいほどコンパクトなプログラムであり、処理速度も速い。
解説

ア - × 内部クロック周波数はではなく、外部クロック周波数の値が大きいほど転送速度は速くなる。

イ - × FLOPSは整数演算ではなく、浮動小数点数演算の回数を表す指標である。

ウ - ○ 正解 記述内容の通りである。

エ - × MIPSは1秒間に処理できる命令の数を100万回単位で表したものである。