通信技術の高度化と機器のインテリジェント化によって、企業|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 40 : 
通信技術の高度化と機器のインテリジェント化によって、企業の内外で多様で大量のデータが蓄積されるようになり、ビッグデータが注目されている。ビッグデータに関する記述として最も適切なものはどれか。
1
ビッグデータ活用で発展が期待されている経済産業省の「IT 融合新産業」とは、IT 産業の構造変化によって創出される新ビジネスのことである。
2
ビッグデータ活用の鍵となるC2Cは、インターネットで連結されたデータ通信の技術である。
3
ビッグデータ活用の鍵となるM2M は、人間と機械との間の自動データ連携の技術である。
4
ビッグデータの活用では、業務取引上生成される構造化データだけでなく非構造化データも注目されている。
解説

ア - × IT融合新産業とは、「IT・データの活用があらゆる産業に浸透するなか、狭義のIT産業における新ビジネスの創出だけでなく、製造業、サービス業、農業等の多様な産業がIT・データの活用を起点として構造変化を遂げて生み出される新ビジネスや、ITを媒介として異分野の産業が結びついて生み出される新ビジネス」とされている。

イ - × C2Cとは「消費者間の取引」である。

ウ - × M2Mとは、「機器間の通信」で、人間の介在無しに機器同士がコミュニケーションをして動作するシステムのことである。

エ - ○ 正解 記述内容の通りである。