情報ネットワークの構築において、通信技術や通信プロトコル|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 11 : 
情報ネットワークの構築において、通信技術や通信プロトコルは重要な役割を演じる。それらに関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
CSMA/CD 方式で通信を行う場合、複数の発信元が同時に情報を送信してパケット衝突が発生すると、それ以降、それらの発信元は情報を発信できなくなる。
2
TCP/IPは、MACアドレスと呼ばれる情報機器固有の番号を用いて通信する方式である。
3
電話回線によるシリアル通信で使われていたプロトコルを発展させたものが、インターネットのプロトコルである。
4
トークンリングは、トークンと呼ばれる信号を高速で周回させ、それを利用して通信を行う方式である。
解説

ア - × CSMA/CDとは、搬送波感知多重アクセス/衝突検出のことである。一つの通信回線を複数の機器が共用する際に、中央で監視・制御する機器がなくても回線の使用権を調整できる通信方式の一つでり、衝突を避け送信する。

イ - ×TCP/IPとは、インターネットで標準的に用いられる通信プロトコルで、TCP(Transmission Control Protocol)とIP(Internet Protocol)を組み合わせたものである。

ウ - ×インターネットのプロトコルTCP/IPは電話回線によるシリアル通信で使われていたプロトコルではない。

エ - ○ 正解 記述内容の通りである。