地球温暖化対策として、物流活動にともなうCO2 排出量の|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 77 : 
地球温暖化対策として、物流活動にともなうCO2 排出量の削減に向けた荷主企業と物流事業者が連携した取り組みを推進するために、グリーン物流パートナーシップ会議が行われている。荷主企業と物流事業者の環境負荷低減の取り組みに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 配送の小口化 b 複数の荷主による共同輸送 c 輸送および物流拠点の分散化 d 輸送コンテナの大型化
1
aとb
2
aとc
3
bとc
4
bとd
5
cとd
解説

ア - ×

イ - ×

ウ - ×

エ - ○ 正解 aについて、配送の小口化は、物流サービスの向上になる反面、輸送回数が必然的に増加し、積載効率も低下する場合が多く、交通の混雑にもつながり、環境負荷低減につながらない。bについて、共同配送は、複数の荷主で各社の集荷・配達を一元化することである。トラック台数が削減され、積載効率を向上させることができ、環境負荷低減の取り組みにもつながる。cについて、輸送および物流拠点を分散化することで、輸送回数の増加や積載効率の低下につながるため、環境負荷低減につながらない。dについて、輸送コンテナの大型化は、単位重量当たりの輸送効率が向上し環境負荷低減の取り組みである。