ある物流センターにおいて、比較的需要が安定した商品を定量|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 76 : 
ある物流センターにおいて、比較的需要が安定した商品を定量発注方式で在庫補充している。定量発注方式では、手持在庫量が発注点を下回った際に、あらかじめ決めた発注量で補充するが、発注点と発注量の考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
適切に発注量を設定することにより年間在庫総費用を抑えることができる。
2
発注点と発注量は一度決めても定期的に見直さなければ手持在庫量が増加する。
3
発注点は平均在庫量に安全在庫を加えたものに決められることが多い。
4
発注量を増やすと発注回数が減少し、手持在庫量は減少する。
解説

ア - ○ 正解 記述内容の通りである。

イ - ×定期発注方式では、比較的需要が安定した商品について採用する方式であるため、保有する在庫は、最大でも「発注点+発注量」で一定であり、それ以上増加することはない。

ウ - × 発注点は、調達期間の需要量に安全在庫を加えたものである。

エ - × 発注量を増やすと、納入時点での在庫量と平均在庫量は増加する。