研究開発に関する記述として、最も不適切なものはどれか。|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 9 : 
研究開発に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
1
基礎研究から生み出された技術が成功するためには、その技術に基づく製品が市場で勝ち抜くことを阻む「死の谷」と呼ばれる断絶を克服しなければならない。
2
自社の技術だけで最終製品が生まれることはまれであり、関連する技術領域を幅広く動員する技術の統合能力が製品開発には必要である。
3
市場ニーズをくみ上げて技術開発を進めるには、研究開発要員が日常的に市場との対話の機会を持ったり、営業部門や生産部門との連携を保つことが重要である。
4
新規な技術が生まれにくくなるにつれて、顧客の感性に訴えるデザインや利便性あるいは顧客の課題解決提案などの新たな視点による製品開発の例も生まれている。
5
模倣は、研究開発投資のコストや時間を節約できるばかりでなく、先発企業の市場開拓に追随すればよいので、マーケティング・コストの負担も軽減できる可能性が高い。
解説

ア - ○ 正解 死の谷とは、研究開発と事業化の間にあるギャップのことを言うため、記述内容は不適切である。

イ - × 記述内容の通りである。

ウ - ×記述内容の通りである。

エ - × 記述内容の通りである。

オ - × 記述内容の通りである。