カップ麺、レトルト食品、アイスクリームなどの容器を中心と|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 116 : 
カップ麺、レトルト食品、アイスクリームなどの容器を中心とするプラスチック製品の製造を行うA社では、レトルトタイプの画期的な食品容器の開発に成功した。この新製品は次のような特徴を有している。非常に気密性が高く、これまで流通・消費において冷蔵を要した商品を、一度開封するまでは常温で保存することができるため、スーパーの冷蔵棚に陳列されている商品の多くに使用可能と考えられる。また、成形が容易で様々なサイズ展開ができる上に、開封後も再封できるため消費者にとっての利便性も高い。同社は、このような特徴をうまくアピールして、同社とこれまで取引のなかった納豆、漬物、練り製品などの食品メーカーに販売することを計画しているが、そのマーケティングとして、最も不適切なものはどれか。
1
営業のプレゼンテーションにおいて、自社の企業理念が顧客志向であることを訴求する。
2
大手メーカーの受注を確保するため、製品形態に加え、サービス対応や配送なども徹底的に当該顧客のニーズに合わせてカスタマイズする。
3
製品特性を活かして、小売店での陳列などを含めた提案営業を行う。
4
パブリシティや広告などの非人的情報によるプロモーションを行う。
解説

ア - × 記述内容の通りである。

イ - ○ 正解 A社としては、新製品の汎用性を訴求し、多くのメーカーから受注を得られることが重要であるため、顧客ニーズに合わせてカスタマイズするのは不適切である。

ウ - × 記述内容の通りである。

エ - × 記述内容の通りである。