組織が成立・存続していくためには、その協働体系が有効かつ|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 96 : 
組織が成立・存続していくためには、その協働体系が有効かつ能率的に機能する条件がある。この条件を明らかにした「組織均衡)(organizational equilibrium)」の考え方には、5 つの中心的公準がある。 この中心的公準に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
1
貢献が十分にあって、その貢献を引き出すのに足りるほどの量の誘因を提供しているかぎりにおいてのみ、組織は「支払い能力がある」すなわち存続する。
2
参加者それぞれ、および参加者の集団それぞれは、組織から誘因を受け、その見返りとして組織に対する貢献を行う。
3
参加者のさまざまな集団によって提供される貢献が、組織が参加者に提供する誘因を作り出す源泉である。
4
組織は、組織の参加者と呼ばれる多くの人々の相互に関連した社会的行動の体系である。
5
それぞれの参加者は、提供される誘因と要求されている貢献の差し引き超過分が正の場合にだけ、組織への参加を続ける。
解説

ア - × 記述内容の通りである。

イ - ×記述内容の通りである。

ウ - ×記述内容の通りである。

エ - × 記述内容の通りである。

オ - ○ 正解 それぞれの参加者は、提供される誘因と要求されている貢献の差し引き超過分が正の場合にだけでなく、等しい場合も組織への参加を続ける。