次の文章を読んで、下記の設問に答えよよ。 消費者の(下線|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 70 : 
次の文章を読んで、下記の設問に答えよよ。 消費者の(下線)購買意思決定プロセスにおいては、特定の情報発信型消費者が他の消費 者に対して強い影響力を持つことがある。このように情報源としてとくに重視される人々は[  A  ] 集団と呼ばれる。この種の集団には憧れや分離の対象といった個々の消費者が直接的な接点を持たない対象だけでなく、学校や職場、サークルなどのように実際に消費者自身が所属している集団も含まれる。 ロジャースによる普及理論は、[  B  ] が特定の製品を採用することが新製品普及の最初のステップであるとしている。ハイテク技術を観察対象としたムーアの研究では、この次の段階にくる初期多数派への普及がいかに速やかに行われるかが製品普及の分かれ道であるという結論が導かれている。この分かれ道は[  C  ] と名付けられた。 これに対してオピニオンリーダー理論では特定の製品分野についての深い専門知識を持った人々が、新しい製品に関する情報を収集し、自ら編集したメッセージで情報発信することの重要性が示されている。 オピニオンリーダーとは対照的に製品カテゴリ横断的な幅広い知識を持ち、さらには知識を伝える方法も幅広く持っていることに特徴づけられる情報発信型消費者は[   D  ] と呼ばれている。このタイプの消費者は、インターネット上のコミュニティやソーシャルメディア上で情報を拡散させるコミュニケーション機能を果たす極めて現代的な情報発信者といえるだろう。 文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。。
1
A:参照 B:イノベーター C:キャズムD:リードユーザー
2
A:参照 B:インキュベーター C:ディバイドD:マーケットメーカー
3
A:準拠 B:イノベーター C:キャズムD:マーケットメイブン
4
A:準拠 B:リードユーザー C:ディバイドD:マーケットメーカー
5
A:ミラー B:リードユーザーC:ディバイドD:マーケットメイブン
解説

ア - ×

イ - ×

ウ - ○ 正解 この種の集団には憧れや分離の対象といった個々の消費者が直接的な接点を持たない対象だけでなく、学校や職場、サークルなどのように実際に消費者自身が所属している集団も含まれると記述されているため、Aには準拠集団が該当する。ロジャースによる普及理論では、まず最初に新製品を採用する採用者の類型をイノベータ―としているため、Bはイノベータ―が該当する。ムーアの研究では、イノベータ―から初期多数派への普及に関する分かれ道のことをキャズムと名付けおり、Cがこれに該当する。また知識を伝える方法も幅広く持っていることに特徴づけられる情報発信型消費者のことをマーケットメイブンであるため、Dがこれに該当する。

エ - ×

オ - ×