中小企業診断士
Q 43 :
企業は収益を確保するべく、活動(オペレーション)の効率を高めようとする。オペレーション効率の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。
オペレーション効率とは、ライバル企業と異なる活動を効率的な方法で行うことである。
オペレーション効率における競争は、生産性を改善しながら、優れた収益性を長期にわたって企業にもたらす。
オペレーション効率の差異がもたらす収益性は、企業間の差別化のレベルに直接的に影響を与えることはないが、コスト優位に影響を与える。
オペレーション効率は、企業が投入した資源を有効に活用できるような活動のすべてを指している。
オペレーション効率を改善するべく、他社をベンチマークするほど、企業の活動は似通ってくるので、両社の戦略の差異はなくなる。
解説
ア - × オペレーション効率とは、類似の活動をライバルよりうまく行なうことである。
イ - × 競争が激化するため、長期的には収益が下がる。
ウ - × オペレーション効率の差異がもたらす収益性は、企業間の差別化のレベルに直接的に影響を与える。
エ - ○ 正解 記述内容の通りである。
オ - × 他社をベンチマークして、新しい差別化された戦略を検討する必要がある。