帳簿組織に関する記述として、最も適切なものはどれか。|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 1 : 
帳簿組織に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
単一仕訳帳制においては、普通仕訳帳から総勘定元帳に合計転記される。
2
単一仕訳帳制においては、補助記入帳から総勘定元帳に個別転記される。
3
特殊仕訳帳制においては、普通仕訳帳は不要である。
4
特殊仕訳帳制においては、補助記入帳の特別欄の金額は総勘定元帳に合計転記される。
解説

ア - × 単一仕訳帳制とは、 日々の仕訳を一つずつ総勘定元帳に転記する必要がある。要するに、全ての取引を発生した順番に普通仕訳帳に仕訳を記帳し、その際に取引ごとに一つずつ総勘定元帳に個別転記する方法である。

イ - ×

ウ - ×

エ - ○ 正解 特殊仕訳帳制とは、普通仕訳帳と補助記入帳(現金出納帳、仕入帳など)の複数の仕訳帳を用いて、二度手間になる取引の記帳を、補助記入帳に記帳し、そこから総勘定元帳に合計転記する方法である。特殊仕訳帳のそれぞれで管理する勘定を親勘定という。