下図は、X財とY財に対するある個人の無差別曲線(U1,U|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 67 : 
下図は、X財とY財に対するある個人の無差別曲線(U1,U2,U3)を描いたものである。U1,U2,U3 は直線であるものとし、A点とB点は無差別曲線U1上にあり、C 点は無差別曲線U3上にある。この図の説明として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
1
効用の不飽和性が成り立つ場合、A点とC点の効用水準は等しい。
2
これらの無差別曲線の限界代替率は逓減している。
3
これらの無差別曲線は、2つの財が完全代替財であることを意味している。
4
これらの無差別曲線は、2つの財が完全補完財であることを意味している。
5
無差別曲線U1上でA点から得られる効用水準は、B点から得られる効用水準よりも高い。
解説

ア - × 効用の不飽和性が成り立つ場合、無差別曲線では右上の無差別曲線の効用が高くなるため、C点ほうが高い。

イ - × 限界代替率は一定である。

ウ - ○ 正解 記述内容の通りである。

エ - × これらの無差別曲線は、2つの財が完全補完財であることを意味していない。

オ - × 無差別曲線 U1 上で A 点から得られる効用水準は、B 点から得られる効用水準よりも同じである。