下図は、ある国の立場から、1つの財の市場のみに注目した部|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 66 : 
下図は、ある国の立場から、1つの財の市場のみに注目した部分均衡分析の枠組みを用いて、自由貿易協定の経済効果を示している。当該財の価格がP1である第Ⅰ国からの輸入に、この国では関税を賦課しており、関税賦課後の価格はP2となっていた。それが、第Ⅱ国と自由貿易協定を結ぶことによって、第Ⅱ国から価格P3で当該財を輸入できることになった。なお、図中のa 〜i は線で囲まれた範囲の面積を表すものとする。 第Ⅱ国と自由貿易協定を結ぶ場合、協定締結後のこの国の経済厚生は、締結前と比較して、どれだけ変化したか、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
1
c+d+e+f
2
c+d+f-h
3
d+e+f
4
d+f-h
解説

ア - ×

イ - ×

ウ - ×

エ - ○ 正解 価格P2の関税貿易と価格P3の自由貿易を比較した場合の変化は、d+f-hである。