下図には、需要曲線と供給曲線が描かれており、市場で決まる|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 65 : 
下図には、需要曲線と供給曲線が描かれており、市場で決まる「課税前の価格」はD点によって与えられる。ここで、当該財へ政府が税を課すと、「課税後の買い手の支払い価格」はA点で与えられ、「課税後の売り手の受取価格」はC点で与えられることになるとする。この図の説明として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
1
課税によって生じる負担は需要者(買い手)の方が重い。
2
この財市場の需要曲線は、供給曲線に比べて価格弾力性が高い。
3
三角形ABD は、課税によって失う生産者余剰である
4
線分BC の長さは、課税によって生じる需要量の減少を意味している。
解説

ア - ○ 正解 記述内容の通りである。

イ - × 需要曲線は垂直に近い形であるため、価格弾力性は低い。

ウ - × 三角形ABDは生産者余剰ではない。

エ - × 課税によって生じる需要量の減少は線分BDが意味している。