内閣府の景気動向指数において、先行系列の経済指標として、|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 51 : 
内閣府の景気動向指数において、先行系列の経済指標として、最も適切なものはどれか。
1
機械製造業者が受注する設備用機械の受注状況を調査したものである「実質機械受注(船舶・電力を除く民需)」
2
生産された製品の出荷動向を総合的に表した指標である「鉱工業生産財出荷指数」
3
生産量と生産能力の比から求めた指標である「稼働率指数(製造業)」
4
設備投資を、投資主体の資産増加として実現した段階でとらえたものである「実質法人企業設備投資(全産業)」
解説

ア - ○ 正解 先行系列は景気の山や谷に先んじて山や谷を示す指標であるのに対して、遅行系列とは逆に遅れて示す指標である。実質機械受注(船舶・電力除く民需)は先行系列である。

イ - × 鉱工業生産財出荷指数は一致系列である。

ウ - × 稼働率指数(製造業)は景気動向指数から除外されている。

エ - × 実質法人企業設備投資(全産業)は遅行系列である。