実質貨幣鋳造収入は、実質貨幣残高と期待インフレ率の積に相|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 36 : 
実質貨幣鋳造収入は、実質貨幣残高と期待インフレ率の積に相当する。期待インフレ率の変化が実質貨幣鋳造収入に与える影響に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 期待インフレ率の上昇は、実質貨幣残高 1単位あたりの実質貨幣鋳造収入を引 き上げる。 b 期待インフレ率の上昇は、実質貨幣残高 1単位あたりの実質貨幣鋳造収入を引 き下げる。 c 期待インフレ率の上昇は、名目金利を上昇させ、実質貨幣需要が増加する。そ のため、実質貨幣残高が増加し、実質貨幣鋳造収入を引き上げる。 d 期待インフレ率の上昇は、名目金利を上昇させ、実質貨幣需要が減少する。そ のため、実質貨幣残高が減少し、実質貨幣鋳造収入を引き下げる。
1
aとc
2
aとd
3
bとc
4
bとd
解説

ア - ×

イ - ○ 正解 問題文より、実質貨幣鋳造収入は、実質貨幣残高と期待インフレ率の積に相当すると記述されているため、インフレ率が上がれば収入は増え、名目金利が上がれば、債券需要が増えて、貨幣需要が減る。

ウ - ×

エ - ×