労働のみを用いて生産を行っている企業を考える。この企業が|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 30 : 
労働のみを用いて生産を行っている企業を考える。この企業が生産物1単位を生産するのに必要な労働量は一定であり、生産物価格と名目賃金率に基づいて利潤が最大になるように生産量を決定する。他方、労働者は、実質賃金率の水準に応じて、労働供給量を決定する。縦軸に物価水準を、横軸に生産量をとり、これら企業と労働者の行動から導き出された総供給曲線を描くとき、その形状として、最も適切なものはどれか。
1
垂直
2
水平
3
右上がり
4
右下がり
解説

ア - ○ 正解 いかなる物価水準に対しても賃金の下方硬直性がなく労働市場が均衡し非自発的失業が発生しない。古典派の総供給曲線に関する考え方が成立し、総供給曲線は垂直になる。

イ - ×

ウ - ×

エ - ×