下表は、日本のGDP成長率、GDP成長率への労働の寄与、|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 13 : 
下表は、日本のGDP成長率、GDP成長率への労働の寄与、GDP成長率への資本の寄与を表したものである。成長会計から、GDP成長率への全要素生産性(TFP) の寄与を下表から読み取った記述として最も適切なものはどれか。
1
GDP成長率へのTFPの寄与は、「1985‐1989 年」から「2005‐2009 年」まで一貫してプラスであった。
2
GDP成長率へのTFPの寄与は、「1985‐1989 年」と「2000‐2004年」ではプラスであった。
3
GDP成長率へのTFPの寄与は、「1985‐1989 年」のみマイナスであった。
4
GDP成長率へのTFPの寄与は、「2005‐2009 年」のみマイナスであった。
解説

ア - ×

イ - ○ 正解 全要素生産性(TFP)とは、生産性を算出し評価する方法の一つである。生産性は「投入量と産出量の比率」のことであり、大きく「労働の寄与」「資本の寄与」「全要素生産性の寄与」に分かれる。そのため、実質GDPの成長率=労働の寄与+資本の寄与+全要素生産性の寄与の式で表すことができる。よって、式に当てはめて考えると、GDP 成長率への TFP の寄与は、「1985‐1989 年」と「2000‐2004 年」ではプラスであったことが読み取れる。

ウ - ×

エ - ×