次の文は、社会的養護と子どもの権利に関する記述である。適|保育士問題集

保育士

Q 33 : 
次の文は、社会的養護と子どもの権利に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 社会的養護の下にある子どもの権利は、与えられる権利、保護される権利といった受動的権利の擁護という側面と、子どもが主体的に参画するという権利行使の主体としての能動的権利の保障の双方から捉える必要がある。B 子どもの権利を保障する取り組みとして、子どもの人権救済申し立て、代弁、権利が正しく行使されているかを監視する等のアドボカシー機能を果たす具体的で実効性の高い仕組みづくりが大切である。C 虐待等により権利侵害を受けてきた子どもたちが権利意識を持てるようになるためには、愛着関係を基盤として「自分を大切にしたい」という自尊感情を抱き、自己及び他者を大切にする意識を育むことが重要である。D 子どもの権利を侵害する施設内虐待は、施設の構造的要因は考えられず、個人の資質的要因によるため、施設管理者の権威的運営による日常的な職員個人への監視機能が求められる。
1
A:○ B:○ C:○ D:×
2
A:○ B:○ C:× D:○
3
A:○ B:○ C:× D:×
4
A:○ B:× C:○ D:○
5
A:× B:○ C:○ D:○
解説

A,B,Cは○。記述の通りである。

Dは×。子どもの権利を侵害する施設内虐待は個人による要因と施設の構造的要因の二つが存在する。よって1が正答となる。