次の文は、平成24年4月の「児童福祉法」の改正後の障害児|保育士問題集

保育士

Q 39 : 
次の文は、平成24年4月の「児童福祉法」の改正後の障害児施設についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aこれまで障害種別で分かれていた障害児施設は、障害児通所支援と障害児入所支援にそれぞれ一元化されている。B障害児通所支援については、事業・サービスごとに異なっていた実施主体が市町村(特別区を含む)となった。C「障害者総合支援法」に基づき、障害児施設に入所していた18歳以上の過齢児は、障害者施設へすべて移行した。D学校通学中の障害児に対する放課後や夏休み等の長期休暇中の居場所づくりや継続的な訓練等のために、障害児の放課後等デイサービスが創設された。
1
A:○ B:○ C:× D:○
2
A:○ B:○ C:× D:×
3
A:○ B:× C:○ D:×
4
A:× B:○ C:× D:○
5
A:× B:× C:○ D:×
解説

A - ◯ 障害の種別ごとに分かれていたサービス体系が、障害児通所支援(児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援)と、障害児入所支援(福祉型障害児入所施設、医療型障害児入所施設)にそれぞれ一元化された。

B - ◯ 同改正により、障害児通所支援の実施主体は、市町村(特別区を含む)になった。(障害児入所支援の実施主体は、都道府県)

C - × 「障害者総合支援法」に記述の規定はない。問題文の改正児童福祉法により、満20歳以上の在所期間延長が廃止された。ただし18歳以上から満20歳に達するまでは、在所させる措置をとることができるとある。

D - ◯ 放課後等デイサービスは2012(平成24)年の改正により創設された。