保育士
Q 156 :
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】実習生のYさん(学生、女性)は、保育所の2歳児クラスで実習をしています。今朝、I君(男児)が、泣きながら母親に抱かれて登園してきました。保育士たちはそれぞれに対応していて手が離せず、Yさんひとりで対応することになりました。【設問】この場面で保育士をめざす実習生YさんのI君への対応として、最も適切でないものを一つ選びなさい。
I君の顔を見ながら、「どうしたの?」と声をかける。
I君を抱きかかえて、「大丈夫、大丈夫」と背中を優しくさすりながら、なだめる。
「今日は何をして遊ぼうか」とI君を優しく遊びに誘う。
「早く泣き止まないとお母さんに怒られるよ」とI君に泣きやまないことを注意する。
「一緒にお母さんにいってらっしゃいをしよう」とI君を誘う。
解説
保育士は子どもの気持ちを十分に受け止め、情緒の安定を図っていかなければならない。4の対応は、子どもの気持ちを受け止めず抑制するものであり、最も適切ではない対応である。