次の文は、子どもの感染症と食生活に関する記述である。適切|保育士問題集

保育士

Q 137 : 
次の文は、子どもの感染症と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A母乳育児の利点の一つに、乳児の感染症の発症及び重症度の低下があげられる。B腸管出血性大腸菌感染症の予防には、食品と調理器具の十分な加熱と、手洗いが有効である。C感染症による下痢、嘔吐が続くと、脱水症状を起こしやすいので、水分補給に留意する。D「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満9か月までは使わない。」と示されている。
1
A:○ B:○ C:○ D:○
2
A:○ B:○ C:○ D:×
3
A:○ B:○ C:× D:○
4
A:○ B:× C:× D:×
5
A:× B:○ C:○ D:○
解説

母乳中に含まれる分泌型グロブリンA、ラクトフェリン、リゾチーム、ビフィズス菌増殖因子などの感染防御因子には、感染症の発症を予防し、重症度を低下させる働きがある。

B - ◯ 腸管出血性大腸菌は、加熱により死滅する。

C - ◯ 脱水予防のため、電解質や糖分を含む経口補水液を使用するとよい。

D - × 満9ヶ月までではなく、満1歳までが正しい。